万年筆の手入れ 使い込んでいくほど「万年筆」は自分にあったペン先になっていきます。
そんな丹精込めた万年筆になるまでには、愛着とお手入れが要となるでしょう。
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キャップはきちんと閉めておく。 |
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高温の場所に置かない。 |
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基本的にはできるだけ毎日使うのが万年筆の為に一番いいことです。少なくとも2〜3日には一度使えるといいですね。 |
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続けて使う際には、できるだけ同じメーカーの同じinkをお使いされる事をお勧めいたします。コンバーターなどを使用されていらっしゃって、他社のメーカーのinkも
どうしてもお使いになられる際は、必ず一度洗浄される事をお勧めします。(多くの万年筆メーカーは他社のinkの使用自体を推奨していません)
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5. |
定期的に洗ってあげましょう。洗い方は、コップの中の水に一晩浸しておき、水道の水を細く出して、首のうしろ(スペアを差し込むところ)から入れる。水が透明になるまで、繰りかえす。コンバーターの際はコップに入れた水を何度か吸い上げてはほかす作業を繰り返してください。 |
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長期間使わないときは、インキスペアを取り外して洗って置いておく。 万年筆の構造や万年筆基礎知識をお知りになりたい方は
http://www.pilot-namiki.co.jp/care/ をご覧くださいませ。
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インクが出なくなったときは・・・?
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まず調べてください。インクが入っていますか?長い間使わずにいませんでしたか?あたりまえのことですが、書けないのはインクが入っていない、あるいは出ないからです。
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掃除をしよう |
まずコップと柔らかい布(インクがたくさん付くので汚れても良い柔らかい布)、そしてキレイな水か、ぬるま湯を用意します。
コンバーター一体の場合は、 水の中にペン先全体を入れて、万年筆のお尻の部分を回して、何回か水を吸い込ませたり、吐き出させたりして、万年筆内部を洗ってください。
※薬品・熱湯は使わないで下さい! |
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カートリッジ式の場合は、カートリッジを抜き、ペン先とペン先のついた部分(首軸と呼びます)を、そのままコップの中に一晩入れておきます。
しばらく使う予定のないときはインクを抜いて、上の要領で洗浄してから保管してください。
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インクを入れよう |
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インクカートリッジの時も、先端に穴があくよう、十分に押し込んで、抜けないようにしてから、ペン先を柔らかい布などでくるんで、軽く振るか、カートリッジを押すなどしてやるとスムーズに書き出すことが出来ます。
コンバーターの時はペン先が完全に隠れるくらいに入れて吸い上げてください。
※意外とカートリッジに十分な穴が開いていないことが多いようです。最後まできっちりと押し込んでください。尚上記の要領をお試しいただいても思うように書けない場合には、一度修理に出されたほうがよろしいかと思われます。
→万年筆の修理へ
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